検診
検診
当院は船橋市の特定健診、がん検診に協力医療機関として参加します。
肺がんは、がんの部位別死亡数では第1位で、特に喫煙習慣がある場合には肺がんの危険性が3〜4倍に増加します。
咳、血痰、発熱などの症状がきっかけで見つかる場合もありますが、症状があらわれる前に検診で発見して早期のうちに治療すれば、より少ない負担で根治できる可能性が高まります。
検診項目は、問診・胸部レントゲン検査です。胸部レントゲンでは検診精度を向上させるためにAIを導入します。当院では問診の結果、医師が必要と判断した場合には、喀痰検査も実施します。
大腸がんは、食事の欧米化や高齢化などの原因により近年急増しており、特に女性ではがんの部位別死亡数が第1位となっています。
初期段階では自覚症状はありませんが、早期発見・早期治療により根治も見込める病気で、40歳以上のかたは年に1回、検診を受けることが推奨されています。検診項目は、問診・便潜血反応検査(検便)です。
前立腺がんは年齢とともに増えてくる病気です。50歳以上の300人に1人が前立腺がんにかかっているとも言われています。
前立腺がんは特有の症状が少なく、排尿障害を引き起こす他の病気と症状が似ているため、50歳を過ぎたら検査を受けることをおすすめします。検診項目は、問診・血液検査(PSA測定)です。
B型肝炎ウイルスおよびC型肝炎ウイルスはともに肝がんの原因として重要です。肝臓は沈黙の臓器と言われ症状を出しにくいため、毎年のウイルス検査をお勧めします。検診項目は、問診・血液検査(HBS抗原、HCV抗体測定)です。
妊娠を希望女性やそのパートナーが対象です。検査項目は血液検査(HI法またはEIA法)でワクチン接種の公費助成を受けるための前提条件となっています。
料金 11,000円(税込み)
以下が気になる方は一般検診に検査の追加が可能です。
尿酸/HbA1c/総コレステロール/non HDL 1,000円
BUN/クレアチニン/Na/Cl/K 1,000円
FT3/FT4/TSH 3,000円
Fe/TIBC/フェリチン 3,000円
NT-proBNP 2,000円
骨密度(DIP法) 4,000円
胃がんは減っていますが、がんの部位別死亡数は男性で第2位、女性で第4位と、依然として死亡者数の多いがんです。ヘリコバクター・ピロリ菌感染や、喫煙・塩分の多い食事などの生活習慣により危険性が高まります。血液中のペプシノゲンを測定することによって、高い確率で萎縮性胃炎を発見することができ、胃がんは萎縮性胃炎を経て発生する可能性が高いので、胃がんの早期発見に有効な検査方法とされています。
検診項目:ヘリコバクター・ピロリ体 1,500円、ペプシノーゲン 5,000円