院長の青島正大(あおしま まさひろ)と申します。このたび南船橋駅前でベイフロントクリニック南船橋を開院いたします。
私は大学卒業後、足かけ40年首都圏の第一線の病院、および大学医学部で診療および教育、研究を行ってきました。そこで感じたのは、「肺の病気」を持つ患者さんは多いのに呼吸器を診療できる医師が根本的に少ないということです。
国民の死因の第1位「がん」の部位別では肺がんが男性の第1位、女性の第2位を占め、第5位「肺炎」第6位「誤嚥性肺炎」と呼吸器の病気が上位に位置しています。生活習慣病である「慢性閉塞性肺疾患」は治療の普及により死亡者は減少傾向ですが、2019年には男性の死因の第8位を占め、診断・治療を受けている患者さんは氷山の一角と考えられています。「気管支喘息」は日本で約1,000万人の患者さんがいると試算されています。
今まで大きな病院に勤務していた時に「かかりつけ医」からの紹介をうけて感じたのは、「肺の病気」を適切に診療できる「かかりつけ医」が少ないと言うことです。大病院だけでは地域の患者さんの診療をカバーすることはできませんので、「肺の病気」を適切に診療できる「かかりつけ医」の必要性を痛感し開業を決意しました。
私の診療の質は米国格付け機関であるBest Doctors Inc.が実施する各々の専門分野における医師を推薦・評価するという医師間の相互評価に基づき、8年連続でThe Best Doctors in Japanに選出されてきましたので安心しておかかり頂けると思います。2011年から千葉県内の亀田総合病院、千葉徳州会病院などで診療を行ってきました。また副院長の青島あずさも亀田総合病院で初期研修を行い、その後の後期研修の一環として東京ベイ・浦安市川医療センターでの勤務経験を通じて千葉との縁を感じていることもあり、このたび南船橋での開業につながりました。
私自身は肺の病気の診療が専門ですが、同時に総合内科専門医でもあります。現実には肺の病気だけでなく、生活習慣病を同時に持つ人が少なくありません。当院では咳や痰、息苦しさ、胸の痛みなどの症状を持つ人の診断、治療だけでなく、総合内科専門医として肺以外の生活習慣病も同時に診療を行います。気管支喘息の患者さんの多くは何らかの物質に対するアレルギーをお持ちですが、鼻と気道は一続きでありアレルギー性鼻炎も喘息と治療が共通する部分が多く、アレルゲン(アレルギーの原因物質)を突き止め、舌下免疫療法も行うことができます。
地域の皆様と長くお付き合いできる愛されるクリニックを目指してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
なお、開院まで外部ブログにクリニック完成までの開業への思いと準備状況、あるいは当院がお役に立てる皆様の病気や健康維持について綴っています。私個人の興味があることなどもこのブログに挙げていますので、こちらも覗いて見てください。
【URL:https://aolung1.hatenablog.com/】
ベイフロントクリニック南船橋 院長
青島 正大